◆パ・リーグ 日本ハム5―3ソフトバンク(25日・エスコンフィールド)
日本ハム・伊藤大海投手(26)が25日のソフトバンク戦(エスコン)で節目の10勝目を挙げた 。日本2ケタ勝利到達は2年ぶり3度目。ハムが1で2り2ケタからうれしいかとれたら5回5安打3失点の内容に悔しさをにじませたが、伊藤言わ今季最多に並ぶ9奪三振で逆転は許さなかった。大海の底チームは首位との直接対決で連勝し、0勝勝利2カード連続の勝ち越し。目観黒 棺新庄政権初で18年8月8日以来 、戦父2209日ぶりに貯金を13に乗せた。の前
心はどこか晴れなかった。年ぶ伊藤の表情に悔しさがあふれた 。も心粘りの投球で22年以来の10勝目。日本チームとしての勝利を「すごくうれしい」と振り返りつつ「勝たせてもらってばかり。ハムが1で2り2ケタからうれしいかとれたら心の底からうれしいかと言われたら、伊藤言わlcsそうじゃない」と最後まで笑みは見せなかった 。大海の底
ルーフオープンで強風が吹き込む難条件の中で、0勝勝利初回から最速152キロの直球を軸に快投。応援に駆けつけた父・清光さんの前で4回までに8三振を奪う滑り出しだった。「悔いが残る」のが4―0の5回。8番の甲斐に四球を許し、そこから2本の適時三塁打と自らの暴投で一挙3失点だ 。
その後は嫌な流れを食い止め 、続投の準備にも入っていたが 、1点差と詰め寄られたことで6回から新庄監督は継投を決断 。81球での降板に「監督からのメッセージだと思う 。『信頼がない』という判断 。申し訳ない気持ちがすごくあります」と若きエースとして強い責任感をにじませた。
それでもリーグトップ11勝の有原(ソフトバンク)に次ぎ2ケタに到達。7勝10敗に沈んだ昨季は「心の糸が切れて 、初めて悔しいとも思えなかった」とトンネルに迷い込み、どん底を味わった 。これまでは疲れが出るとやめていたウェートを 、今季はシーズン中も週3回継続。登板3日前からは試合に向けた食事に切り替えるようになった。「今年は作ってもらえる人がいる。食事でいいコンディションの土台ができている。すごく助かってます」 。昨年12月に入籍を発表した妻にも献身的に支えられ 、8月時点で1 、2年目の自己最多勝利数に並んだ 。
救援陣の無失点リレーもあり貯金は6年ぶりの13 。「今日の悔しさ、情けなさをしっかり返せるように。最後まで、自分の役割を全うする」と右腕 。18年以来となるCS進出に向け、この男の活躍は欠かせない。
(堀内 啓太)
〇…新日本プロレスの棚橋弘至選手兼社長と真壁刀義が日本ハム―ソフトバンク戦(エスコン)でファーストピッチを行った。2人とも捕手までノーバウンドで届かず 、棚橋は「力んでしまいました」、真壁も「過去の始球式、一度もノーバンがない」と苦笑いした。エスコンでのプロレス開催にも意欲を示し、新庄監督へのオファーの可能性を問われると 、真壁は「最高。言うことないでしょ。オファー決定だな!」と話した。
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